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遮音性を高める Mansion

マンションでは、上下階や隣戸からの話し声、足音、生活音などが伝わってくると気になるものです。そのためには、上下階との間の床や隣戸との間の壁に対して、音を伝えにくくする工夫を施す必要があります。
また、マンションの立地によっては、外部から聞こえてくる騒音、外部に漏れる生活音に対しての配慮も欠かすことはできません。三井不動産レジデンシャルのマンションでは、生活音や騒音が入りにくく漏れにくい、快適な室内環境を維持しプライバシーの守られた生活を実現するために、多角的に遮音性を高める工夫を施しています。

集合住宅における音響性能の空間的体系図

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外部からの音に対する配慮

サッシ

外部との境界面となるサッシには、風、水、音などの外的要因を遮断し、室内環境を一定に保つ機能が要求されます。三井不動産レジデンシャルのマンションでは、事前に騒音測定を行い、マンション建設地の周辺環境や階数に合わせて、室内の環境レベルができる限り一定の水準を保てるよう、サッシを選定しています。必要に応じて、気密性・防音性をいっそう高めるエアタイトサッシや、防音効果を高める二重サッシなども採用しています。

二重サッシ

住戸間の遮音に対する配慮

戸境壁

隣り合う住戸からの音に対しては、戸境壁のコンクリート厚を約180mm以上確保。さらに、戸境壁にコンセントボックスなどを両住戸の対面する位置に設けないなど、建物の基本設計の段階からきめ細やかな配慮を施しています。

フローリング

三井不動産レジデンシャルのマンションでは、カーペットに比べて掃除がしやすくダニが発生しにくいことから、LDや廊下を中心にフローリングを多く採用しています。それらは全て軽量床衝撃音の設計基準に基づいたもの。メーカー表示でLL-40、二重床LL-45の製品を使用しています。

上下間遮音性能の標準基準

直張り床
二重床

軽量床衝撃音とは

椅子を動かした時の音やスプーンを落とした時にコツンという音、スリッパで歩くパタパタという音など、質量の小さく硬いものが床に落下した際に発生する音は軽量床衝撃音と呼ばれ、床表面の仕上げ材で遮音性能が左右されます。
三井不動産レジデンシャルのマンションは、衝撃音を抑える仕上げ材を採用しています。さらに振動を抑えるために、フローリング施工時にフローリングと巾木・壁が接しないよう工夫するなど構造・施工上の配慮で、衝撃音の軽減を追求しています。

重量床衝撃音とは

たとえば、上の階からドスンと響いてくる音。重量床衝撃音とは、子供が走り回ったり、大人が歩行するなど、比較的質量があり軟らかいものが床にあたった時に、下の階で起きる衝撃性の音をいいます。
この対策として三井不動産レジデンシャルのマンションでは、約200mm以上の床スラブ厚を確保しています。

二重床とは

コンクリートスラブとフローリングの間に遮音材と空気層を設けた二重床構造は、スラブ面と床材面の間をクッションゴム付の支持脚で支えています。


床体験と二重床、配合部の一例(居室部分のみ)

トイレ防振ゴム

トイレの使用音、排水音は意外に大きなもの。便器の下に防振ゴムを設置し、音が床を伝わり他住戸に伝わることを防ぐよう配慮しています。(直床工法の場合のみ)

トイレ防振ゴム

外部からの音に対する配慮

二重貼り間仕切り壁

三井不動産レジデンシャルのマンションは、原則として、水まわりに隣接して居室を設けないよう間取りをプランニングしています。
なお、洋室(主寝室)と他の洋室が隣接する場合はその部分の壁を遮音性やプライバシーを高めるために、原則として天井内まで約9.5mm以上のプラスターボード二重貼り(約19mm以上)を両面に施す遮音壁とし、天井内からも音が伝わりにくいように工夫しています。

パイプスペース配管の遮音対策

住戸内には排水管が通るパイプスペースがあります。原則として、水まわりに隣接して居室を設けないようにプランニングしていますが、居室がパイプスペースや水まわりに隣接する場合は、プラスターボードを二重貼りにするなどして、遮音性に配慮しています。

※掲載の内容は、三井不動産レジデンシャルのマンションの設計思想に基づく平成21年3月現在のものです。
※掲載の写真、構造図、概念図、模式図等は解説用のもので、実際とは異なります。
※仕様、設備、性能は物件によって異なる場合があります。