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山田 愛さん
1979年愛知県小原村生まれ、24歳。2001年美短大卒業後、和紙工芸作家福岡小次郎氏に師事。現在はその傍ら和紙のふるさと「和紙工芸館」の研究生としても活躍中。第14回全国和紙画展入選。第54回岡崎美術展入選。さかいでArtグランプリ入選。第56回岡崎美術展観光協会賞受賞。 |
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「小原和紙工芸の魅力は、絵の具を溶いたような色とりどりの和紙の材料(コウゾやパルプなど)を、何回も重ねたり、並べたり、ぼかしたりすることで生まれる独特な色彩です。繊維と繊維が絡み合ってできた和紙の色や風合いは、絵の具や写真では表現できない美しさがあるんです。」と山田さんは語る。また、コウゾに入れるネリの濃さや作業工程によって質感が変わるのも和紙づくりの面白さのひとつだという。「小原和紙の美しい絵画や模様は、スポイトやピンセットなどの道具を用いて作られますが、手法は各工房で違います。それが工房の個性となっています。」その技法は、絵を見るだけでは推測でしか分からないため、山田さん自身入門してから知ることも多く、和紙の奥深さを痛感しているという。「美術工芸品としての歴史は60年ほどですが、小原の紙漉きは約500年の歴史があり、素晴らしい技術や作品が多く受け継がれています。和紙工芸の技術は、微妙な手加減で変化するので難しいことも多いのですが、まずは、先輩たちが培った技術を習得し、次の世代へ残していけたらなぁと思います。」
※「コウゾ」は和紙の原料となる木の名前であり、「ネリ」とは植物性の粘着剤をいいます。 |
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