私たちの身近な癒しとして思い浮かべるのはやはり温泉やお風呂。活火山の多い日本は古くから温泉が沸き、古代人も蒸気浴や湯治などに利用していたようです。そして、近年注目されているのが、江戸時代から伝わる温石療法と蒸気浴を組み合わせた岩盤浴です。適度な湿度の中で温められた石や岩盤に寝て、サウナよりもゆっくりと発汗させるこの療法は、岩石が放つ遠赤外線効果で身体を芯から温め、血行障害などの現代病を改善し心身をリラックスさせる効果があります。天然の岩盤浴は秋田県玉川温泉が有名ですが、今は都心でも趣向を凝らした施設が充実し気軽に利用できます。 |
タイの国衛生省の公認も得ている伝統的なマッサージ・ヌアボーランは、センと呼ばれる人体のエネルギーライン(血管・リンパ線・神経・筋肉の流れ)に働きかけ身体の中から整えます。その施術方法は、2,500年前の仏教と一緒に伝わった中国やインド、チベットそれぞれの伝承医学に影響を受けており、ハーブによるマッサージから、指圧、ヨガ、さらに、アクロバティックなストレッチ技法までバラエティーに富んでいるのが魅力。また、「気・血・水」の三つのバランスが整っている状態が健康という考えのもと、体調や体質などに合わせてその施術方法を変えるのも特徴です。
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サンスクリット語で「生命の科学」という意味のアーユルヴェーダ。医学の分野だけでなく、心や意識、美容も含めた真の健康法として5,000年前から受け継がれてきました。アーユルヴェーダの処方は、「空・風・火・水・地」の5大元素からなる私たちの感情や思考、行動、体形などの性質を「ヴァータ・ピッタ・カパ」の3つの生命エネルギーに分類し、薬草やミネラル、食事、呼吸、オイルマッサージなどを用いてそれぞれのエネルギーバランスを整えるというものです。1977年にWHOが予防健康医学として認めたことから、予防医学や心や身体の癒しとして各国で注目されています。 |