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前田邸のダイニング。左手の戸棚の下には小窓があり、キッチンとつながっている。コンパクトだが使い勝手のいい食卓だ。 |
前田邸のリビング。ヴォーリズ自身もときどき訪ね、くつろいだ。サロン演奏会を開いたこともあるという。暖炉や丸窓に、曲線を好んだヴォーリズ建築の特色がよくあらわれている。 |
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1905(明治38)年、ヴォーリズは英語教師として来日、近江八幡の地を踏みました。その志はキリスト教の伝道にあって、社会教育や出版、医療、近代産業の振興など、幅広く精力的に活動する一方で、北は北海道から南は九州までミッション・スクールや教会堂など千数百もの建築をつくり、建築家として大きな業績を残したことはよく知られています。 |
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その外観は、森の中に建つ山荘の趣き。玄関までのアプローチの両脇に立つヒマラヤ杉は、前田さんと妹さんが生まれた時にそれぞれ植えられたもの。建物は、1998年に文化財登録された。 |
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前田典夫さん。 |
この家のデザイン・アクセントである星形のモチーフが、玄関扉に象徴的に用いられている。
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壁面の随所を飾るオランダ製のタイル。 |
その佇まいはお伽話に出てくる家のように、デザインの遊び心に溢れています。敷地の中、まっすぐにのびる緑のアプローチの先に覗くのは、スパニッシュ・スタイルの家。表情豊かなスタッコ仕上げの白壁や赤煉瓦の縁取り、オレンジ色の屋根がとても印象的です。しかし驚きは、むしろ内部にありました。 |